エコアルファとは

環境配慮型セメント系固化材「エコアルファ」

従来のセメント系を超えた柔軟性
吸水性と固化性能を併せ持った、あらゆる土木・建築工事現場において、幅広い対応が可能なセメント系改良材です。
エコアルファの固化技術
エコアルファが土質を安定化するのは、活性化無機材料の物理的反応による含水比の低下と、化学的反応の中で生成するカルシウムサルフォアルミネート水和物(エトリンガイト)による含水比の引き下げ、及び結晶ネットワークの形成と、主としてケイ酸カルシウム水和物による固化作用によります。
トータルでのリサイクルの実現
エコアルファを用いて改良することで、捨て土することなく、発生土をリサイクル再利用することが可能になります。
また、エコアルファの原料には、製紙工場から供給される石膏ボード端材の分離粉体加工石膏、製鉄所から供給される高炉スラグ微粉末などリサイクル材料を活用しています。
エコアルファを使用することにより、日本の循環型社会の構築に貢献することになります。
エコアルファの標準的な使い方
固化材の添加量は対象となる土質によって変わりますが、一般的な軟弱土では1立方メートル当り50〜100kg添加で安定処理できます。

商品ラインナップ

エコアルファ-E
バランスのとれた一般型セメント系改良材です。
環境に配慮した六価クロム溶出低減タイプです。
砂質土・粘性土・シルト・泥土など幅広い土質に効果を発揮します。

エコアルファの主な化学成分

 
CaO
酸化カルシウム
35〜85% SO3
三酸化硫黄
5〜35%
SiO2
二酸化ケイ素
2〜15% Fe2O3
酸化鉄
2〜10%
TiO
酸化チタン
1~3% AI2O3
酸化アルミニウム
0.5〜8%
MgO
酸化マグネシウム
0.5〜5% K2O
酸化カリウム
0.5〜3%