ハーデンとは

リサイクル資源を有効利用した環境負荷低減型の土壌固化材「ハーデン」

「ハーデン」は、産業副産物のリサイクル資源を有効利用した、環境にやさしい土壌固化材です。
非セメント系であり、改良土が産業廃棄物にならず、埋め戻しや盛り土などに再利用が可能で、環境負荷低減と循環型リサイクルを見据えた土壌固化材です。

商品ラインナップ

ハーデンM
固化性能と環境に配慮した幅広い土質に合う一般用
軟弱土・発生泥土の改良、安定処理など幅広い土質や用途に適用できます。
粘土には最適です。
ハーデンAce(エース)
あらゆる土質
強度をさらにアップしたい場合、安価に施工したい場合に適しています。
改良土は、地中においても再泥化せず、強固なものとなります。
ハーデンAce プラス
あらゆる土質
有機分の多い場合
Phを早く低下させたい場合

Phの上昇を抑える事も可能なで、中性域の移行は早く、即利用が可能です。
ハーデンS
有機質土・高含水土用
有機分が多めの土や含水比が高い土に適用でき、生石灰の配合を多くしてあるので反応が強く発生します。
ハーデンL
植生を意識した低pH改良用
(注文生産品)

農用地、堤体盛土、緑地用土に適用でき、pHをあまり上げずに改良を進める事が可能です。
また、再泥化防止には十分な効果があります。
ハーデンLX
高有機質・高含水ヘドロ用
高有機質泥土や、高含水の泥水・汚泥などに適用でき、高分子配合により素早く改良できます。
また、再泥化防止には十分な効果があります。
ハーデンRS
客土・厚層基材吹付工専用
凍結や凍上に強く、寒冷地や日陰に最適で、地山と接着力が生まれるため、降雨による流出を防げます。
ハーデンRM
生チップ緑化吹付工専用
チップに副資材を混合するため、発芽、生育が向上します。また、施工時のラス金網は不要です。

概要

建設残土、建設泥土、汚泥及び河川・湖沼等の汚泥を再利用するための
無害な固化材の提供をコンセプトに開発しました。
我が国はリサイクルプランの中で、建設残土や建設泥土の削減やリサイクルを明確に打ち出しており、
社会的な世相からも要求されています。
多くの企業から日々発生する無機系リサイクル材の有効利用を目指して開発した固化材を
建設現場から発生する残土、泥土と撹拌することにより良質な土への還元を可能にしました。


施工方法
1. 事前調査、室内試験(一軸圧縮試験、CBR試験等)
2. 現地調査 添加量の決定。(土の状態により状況が違う場合がありますのでご注意下さい)
3. 対象土量の確認 固化材投入 重機および改良機械にて撹拌
4. 固化 改良強度の確認 養生。
5. リサイクル先及び、埋め戻し先に運搬。
適用範囲
1. 港湾・池・河川・砂防ダム等の有機性堆積土の無害な改良。
2. 軟弱地盤の無害な改良。
3. 土の状況(泥土の構成物質、粒子径、腐敗土、繁殖微生物、pH等)で固化材の配合・添加量が違うため、事前調査・試験が必要。
4. 路体・路床の固化。
施工上・使用上の留意点
1. 改良前、事前に土質試験を行う。
2. 固化材の配合、添加量を決める。
3. 対象改良土の確認を行う。
4. 固化材の養生を行い、保管する。
5. 作業手順の確認。
実験等実施状況
1. 土質試験(CBR・一軸)室内試験
2. 土の溶出試験(計量証明書)
・環境基準に適合していない原土の物件について、改良後に溶出抑制を施すものではありません。

※室内試験・溶出試験を、ご依頼の物件については実費にて承ります。
施工資料等
1. バックホーによる改良:50~200立方メートル/日
2. プラントによる改良:150~250立方メートル/日
3. スタビライザーによる改良:200~300立方メートル/日
※施工規模・自然条件等により異なります。
ハーデンの添加量
土の種類 含水比 添加量 備考
一般軟弱土の固化処理
路床改良
30〜80
70〜95
90〜100
1〜5% 設計、用途により調整必要
堆積汚泥、高含水有機質土
固化処理
100〜120
120〜150
8〜12%
12〜15%
設計、用途により調整必要
高含水軟弱土の固化処理 130〜200
200~
15〜20% 設計、用途により調整必要
※汚泥の状況(汚泥の構成物質、粒子径、腐敗土、繁殖微生物、pHなど)で固化材の添加量が違ってきますので、ご留意願います。

仕様

 
名   称 土壌改良材 ハーデン 形   状 粉体
主 成 分 生石灰
PS灰
高炉スラグ
石膏(二水・半水)
※用途により成分調整
pH 9.0〜12.0(反応完了直後)
嵩 比 重 0.8~0.9 水   分 10%以下
重金属・有害物質の含有

ハーデンの改良メカニズム

土・泥とハーデンが出会うと・・・
1. 土・泥中に含まれる浮遊水分とハーデンが接触反応を起こし、反応熱により水分が減る。
2. 土・泥中に含まれる浮遊水分がハーデンの成分粒子の中に吸い取られる。
3. 土粒子の周りの−(マイナス)イオンとハーデンの+(プラス)イオンが交換反応を起こし、土が団粒化する。
4. ハーデン成分と土成分と水分が化学反応を起こして結合し、土・泥が固化する。
5. 土中の炭酸ガスや、空気中の二酸化炭素とハーデン成分が反応して、固化が進む。


比較

 
種類 pH 固化熱・対象土 固化速度・強度
ハーデン 初期:9〜11
ゆっくりと中性域に近づく
発生しない
高含水汚泥・残土
早い(2時間〜1日)
生石灰 初期:12~14
かなりの長期にわたり、高アルカリ域を呈す
大量に発生する
汚泥・残土
早い(1日〜2日)
セメント系 初期:13~14
長時間アルカリである
発生しない
汚泥・残土
遅い(1週間)

かんたんお試しキット

このキットは、ハーデンをご検討のお客さまに実際の固化性能をテストしていただくためのお試しキットです。
泥土がどのように改良され変化していくか、また添加量によって改良具合がどのように違うか、お客さま自らの手で簡単に確かめることが出来ます。